頭痛女性4

人は生きていると、誰でも頭痛になることがあると思います。実は、「頭痛」といっても、痛み方や痛む場所もさまざまです。

また、頭痛の頻度や何かを行っているときなど、さまざまなシチュエーションで頭痛が起こります。

しかし、偏頭痛の起こるメカニズムは、どのようになっているのでしょうか?今回は、偏頭痛のメカニズムと対処法について解説します。

片頭痛の特徴

片頭痛の特徴は、頭の片側または両側のこめかみから目の付近までの間に、脈を打つような感じで「ズキズキ」「ガンガン」「ズーン」などの痛みが走るのが特徴です。

人によりさまざまですが、一度痛みが出ると、4時間から72時間くらい続きます。また、痛みが出ても、すぐに治まる人もいます。ときどき起こる片頭痛(間欠的)もあります。

偏頭痛の頻度も、人によりさまざまですが、多い人で1週間に1回から2回、また月に1回から2回の人もいます。片頭痛の痛みや症状ですが、痛みは1時間から2時間で、痛みのピークに達するようです。

また、痛みと並行して吐き気やおう吐することも多いようです。片頭痛の症状が起きると、痛みで動くことができなくなるようです。

それにより、仕事や勉強が手につかず、寝込んでしまう人もいます。痛みは、動くと悪化することが多く、静かにじっとしている方が楽のようです。ただし、強い片頭痛は、少し動かしただけでも痛みが強くなり動作に注意が必要です。

片頭痛が起こると、前述したように、頭の痛みだけでなく吐き気やおう吐を伴う人が多いようです。また、胃がむかむかしたり、光がまぶしく感じたりすることもあります。他にも、片頭痛時は少しの音がうるさく感じたり、においが嫌な感じがしたりします。

片頭痛の前兆は、目に症状が生じるようです。例えば、目の前にチカチカするような光が現れたり、「閃輝暗点(せんきあんてん)」といわれる視野の一部が見えにくくなったりすることがあります。

この前兆が約15分から30分起こり、その後に片頭痛が始まります。また、片頭痛の前兆が、ある人とない人に分けられています。

これは、頭痛の国際的診断基準である国際頭痛分類委員会が定めた、「国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)」で前兆の有無により大別されています。片頭痛の前兆がある人は、片頭痛のおよそ、2割から3割の人があるといわれています。

片頭痛の治療

片頭痛の治療は、薬物療法を中心に行います。薬物療法は、主に2つのタイプで治療薬を分けています。

一つは、片頭痛が起きたときに使用する「急性期治療薬」です。この薬は、別名「頓挫薬(とんざやく)」といいます。急性期治療薬は、「トリプタン系薬剤」「エルゴタミン製剤」があります。

また、薬局でも鎮痛薬を購入することができます。また、前述したように、吐き気がある場合には「制吐剤(せいとざい)」を併用する場合があります。

もう一つは、発作を起こりにくくする「予防薬」です。もし、これらの頭痛薬を10日異常飲んでいる場合で、まだ痛みが続くときには「薬剤の使用過多による薬物乱用頭痛」に陥っている場合があります。薬の乱用は危険ですので、注意が必要です。

片頭痛の予防薬と予防法

片頭痛が、月に2回以上ある場合で、急性期治療薬だけでは日常生活に支障がある場合には「予防薬」を使用します。予防薬は、「抗てんかん薬」「β遮断薬」「三環系抗うつ薬」の3大予防薬です。

抗てんかん薬は、脳神経の興奮を抑える作用があります。β遮断薬は、アドレナリンβ受容体をブロックして、血圧を下げたり心拍数を落としたりする作用があります。

三環系抗うつ薬は、ノルアドレナリンの濃度を増やす作用があるといわれています。「ノルアドレナリン」は、痛みを感じにくくさせる作用があります。

これらの予防薬以外にも、片頭痛の予防法があります。例えば、ビタミンB2やマグネシウムも片頭痛に効果があるといわれていますので、これらのサプリメントや食品を摂ることもできます。

偏頭痛には、ハーブも効果があるといわれています。例えば、「ナツメシロギク(fever few:フィーバーフュー)」というハーブは、昔から片頭痛の症状が生じたときに使用されるハーブです。

他にも、漢方薬が片頭痛に効果があるといわれています。例えば、「葛根湯」「五苓散」「桂枝人参湯」などの漢方薬などです。

片頭痛は、過労やストレスにより起こりやすくなります。なぜなら、重要な仕事をこなしたりしていると、過度の緊張により脳の血管が収縮しています。

それらが解放されたときに、血管が拡張して、片頭痛が起こりやすくなります。よって、ストレスをためないような生活をすることが重要です。

また、仕事だけでなく、寝不足や空腹、寝過ぎなども片頭痛が起こりやすいといわれています。お風呂に入ったり好きな音楽を聴いたりして、身体の緊張を和らげることで片頭痛を回避することが可能になります。